北1病棟…認知症治療病棟(53床)

北3病棟

笑顔で安心した生活が送れるように

徘徊、介護拒否、暴言・暴力、不眠など、認知症による精神・行動障害よって在宅や施設での生活が困難になった患者さまが入院される病棟です。認知症による生活の困難さの改善を目指し、薬物療法と日常生活訓練を行っています。また患者さまを人生の大先輩として敬い、人権と倫理を常に意識した医療と看護を心がけています。

平成24年度より、地域・医療・福祉の連携の一環として、認知症家族教室を年4回開催しています。認知症の患者さまを支える家族のほか、施設の職員、地域の方も参加します 。

治療・看護

  • 医師・看護師・介護職・作業療法士・精神保健福祉士など院内スタッフと、施設職員や行政など含めた多職種がカンファレンスを行い、患者様のご本人らしさを支援しながら、早期に地域に戻れるように努めています。
  • 患者さま四季を感じられるように、庭に季節の花や野菜を栽培し、秋刀魚祭りやクリスマス会、餅つきなどレクリエーションを実施しています。
  • 認知症症状だけでなく、せん妄や身体合併症の予防に努めながら、
    全人的な観察を多職種で実施しています。
  • 患者さまの特徴や症状にあわせ、個室・2人部屋・4人部屋を選択し、環境を整えています。
  • ご家族や施設職員などに対してねぎらいながら
    寄り添った看護を提供しています。