花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)

花粉症とは?

春はスギ花粉が飛び、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの症状に悩まされる方も多いと思います。また、「今年はスギ花粉が多い。」「飛び始めが早い。」などの情報が流され、憂うつな気分になります。

花粉症は、アレルギーの原因となる花粉が飛ぶ季節だけに症状が出ることから、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。鼻の症状だけでなく、目のかゆみ・充血、涙など目の症状を伴う場合も多く、その他にのどや皮膚のかゆみなどの症状が現れることがあります。

ジェネリック医薬品はなぜ安い?

花粉症の季節は春だけではありません。春先に飛ぶスギ花粉以外にも、ほとんどの季節で飛んでいます。1~6月は木の花粉、5~11月に草の花粉が飛びますので、春以外の季節に花粉症の症状が現れることがあります。

花粉飛散カレンダー(関東地方)

ジェネリック医薬品と新薬は同じ?

体内に花粉が取り込まれ、花粉を異物と認識した場合、体は花粉と反応する「IgE抗体」と呼ばれる物質を作ります。抗体ができた後、花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合し、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。

花粉症の症状を引き起こす原因の図

ジェネリック医薬品のその他のメリットは?

花粉症の治療で使われる薬には、飲み薬、点眼薬、点鼻薬があります。また、1日1回飲むだけで効果が持続する薬、眠気の少ない薬、水なしで服用できる薬もあり、ライフスタイルにあった治療薬を選択することができます。お薬も症状によって異なりますので、ご自身の症状の程度を把握し、先生にご相談ください。

また、精神科薬と一緒に服用する場合、お薬の種類にもよりますが、眠気が増強されることがありますので、車の運転や危険を伴う作業には十分注意してください。

【初期療法】

花粉の飛び始める2週間ぐらい前から花粉症のお薬を飲み始める治療方法を初期療法といいます。花粉症の症状の出現を遅らせ、花粉の飛散量の多い時期の症状を軽くします。

「ジェネリック医薬品を使ってみたい!」「やっぱり今までのお薬(新薬)がいい!」

症状を軽くするためには、できるだけ花粉にふれないようにする工夫や注意が必要です。

【在宅時】

窓や戸を開けっ放しにしないようにし、また外に干した洗濯物や布団は十分に花粉を払い落としてから取り込み、室内への花粉の侵入を防ぎます。掃除はこまめに。

【外 出】

外出はひかえめに。テレビやインターネットなどで花粉飛散情報を確認。外出する場合は、マスク(ガーゼより不織布)、帽子やめがねを着用し、外側がすべすべした花粉がつきにくい素材の服を着ましょう。

日中12時半頃は花粉の飛散が最も多く、また夕方の6時前後も多くなるようです。

【帰宅時】

室内に花粉を持ち込まないよう、衣服や髪についた花粉を払い落とします。うがい・洗顔・洗眼も忘れずに。

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